僕に誰も関わらないで(その2)

どうも、crowkieです。
今年の江ノ島の花火大会、無事に行われました。
良かった、日にちが違わなくて。(:D)
それよりも、無事に文章が載りました。
反応が楽しみだねえ。(いろいろと)
って、ことで文章です。

空に咲く大輪の花、幾重にも散りゆく、火花。
誰が見ても美形じゃない(一部の人には見えるらしい)森写歩朗には猫に小判、豚に真珠、モアイに手袋、R2−D2にライトセイバーのようなもんだ。
ようはもったいない。
「きれいな、花火だねえ〜」
気の抜けた、炭酸のような声をあげた。
ちょっと濃いかもしれない。
どうやら多少なりに、感性は顕在しているらしい。
「はあ、いいねえ、海での花火大会も・・・・・」
森写歩朗はキャラに似合わず、情緒にふけっていた。
彼が情緒という言葉を理解しているのか疑問だが・・・・・・
「さて、今のうちに、本当の目的をしなければ!」
無意味にコブシを握り締めて、花火に向かって、叫び声をあげた。
珍しくやる気だ。
目的なんて言葉を彼が使うなんて、町一つが消えるぐらいの時だ。
いや、もしくはあ・の・ひ・とのためぐらいだろう。
それは、なりたくなかったが、成り行き上しかたなくなってしまった吸血鬼の生命線『吸血』に来たのだ。
まあ、吸血しなかったら吸血鬼にならないけど・・・・・・
命の為にはさすがに真面目になるだろう。
どんなにおバカでも・・・・・・
「そう、美しく、穢れのない女性の血を吸う為に、江ノ島まできたのだ!!」
ノーマルの人が聞いたらすぐに交番に言いつけてしまいそうな言葉を叫び。
人より、多少良い目をさらにして、ターゲットを探す。
まず目に付いたのは抱き合うカップル。
そのまま、海で永遠の愛にさせてやろうかと考えた。
態度の悪いコギャル。
花火でもっと黒くさせてやろうかと思った。
そして、中に浮かぶ赤髪の少女。
なんで、日本にいるのに赤髪に会えるのか?
それは彼女が森写歩朗が知る外国人友達の一人だからだ。
加えるなら、いちばん会いたくない人だった。
「ひぃぇ〜〜〜〜」
なっさけない声を上げ、すぐにそらにゴーアウェイしようとした。
だが、光速のスピードで赤髪の少女は森写歩朗の前に立った。
「ひぃ」
もうすぐで、口裂け男になりそうなぐらい口が引きつった。
「トナ、もう逃がさないでしゅ」
子供言葉をかわいらしく、なおかつ、女王様的に言う少女。
赤毛の悪魔と呼ばれていた事のある、推定600歳のお歳の(歳はよけいよ!バシバシ)吸血鬼・・・・・・・・・サフィーちゃんだ。
そのロリコンなら激萌えの瞳が森写歩朗を見下ろしていた。
森写歩朗の体から大量の汗が豆腐のように出始めていた。

ふう、書けたか、ってことにで、次回に続きます。
簡単には終わらせないよ。
これからが、文章の始まりでぃ。
ジルは出る予定はありません、ジルファンさん、すみません。
どうしても出してほしい、人は頑張って自分で書きましょう。

PS 森写歩朗の嫌いなものって、なんですか?今度、ぜひネタにしたいので、誰か教えてください。以上

-FIN-
▶ BACK

©2000-2003 [TaroAchiFanClub] All rights reserved.

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送